お二人からのメッセージ
陣屋を選んだポイント
当初は写真館で記念写真を撮り、少し贅沢な家族だけでの食事会をと考え、地元秦野市内で一番良い場所はどこだろうと話し合いました。一度、陣屋へ行ってみようと思い訪問した際に、館内ロビー・フロントの佇まい・建物・庭園全ての調和した雰囲気に魅力を感じ、「ここで式を挙げよう、いや、、挙げたい!」と即決しました。外国からのお客様をおもてなしする敷居の高いところ、、、と普段なら遠慮してしまうのですが一生に一度の記念すべき事なので迷いはありませんでした。私達が希望している人数に対応して頂ける部屋を拝見し、将棋の名人戦も行われるという、和の趣きあふれる「松風」に決めました。
当日の感想
会場を選んでから僅か4ヶ月の短い期間、挙式から披露宴までの流れを大勢の方々のご尽力とアドバイスを頂き、挙式は「人前式」で行いました。神前式の様な荘厳さはありませんが、また違った素朴な趣きと緊張感の中でゲストの方々から祝福いただきました。記念写真は出来る限り多く撮影したいという希望を叶えて頂き、時には私の撮影アングルのリクエストにも応じて快く撮影してくださった事に感謝です。新郎・新婦ともに和装での式に臨み、披露宴ではこの日まで大事に保管していた乾杯のシャンパンとワインを持込み、美味しい食事を堪能させて頂きました。
心に残ったできごと
披露宴でのウェルカムスピーチをご新郎様に、との連絡があり文面を仕上げて目を通した時、胸に熱いものがこみ上げ涙するのではないかと思いました。当日ゲストを迎えるに当たり、ウェルカムスピーチを読み上げた折、案の定号泣。約1分間程声がつまりゲストの方々も私の涙に貰い泣きをしてしまいました。(その中には新婦も)自分の涙を拭う事で精一杯だった私は、その瞬間花嫁の涙を拭いてあげられなかった事が、唯一の心残りです。その後のスナップ撮影では本当に雰囲気の良い中で撮影ができ、新婦からも「いつもと雰囲気が違ってドキっとした」と話していました。何時までもこの事を忘れる事なく、末永くいたいものです。式後の帰宅の折には陣屋の送迎車ロールスロイス「ファントム」で帰宅、満足感と高貴な余韻にひたっていました。10年間の長い月日を経て実った2人の人生最大の想い出として、何時までも心に残る1日となりました。ご協力いただきましたスタッフの方々に改めて御礼申し上げる次第です。ありがとうございました。